お部屋の選び方





お部屋の設備

お部屋の設備と言うと,「コンロ」「風呂・トイレ」「温水器」「エアコン」などになります。どの設備が必要で何が不要かを良く考えましょう。特に大学生の一人暮らしの場合,4年後の卒業の際には退室する可能性が高いので,その際に不要となる家電品(エアコン等)は備え付けの方が良いと思います。

水まわり
ユニットバス 図面等によってはUBと略され,浴槽・洗面台・トイレが一緒になったものを言います。階下への水漏れのリスクが少ないというメリットがあります。1R・1Kの物件に多く見られます。
バス・トイレ別 BT別といった表記をされることもあり,お風呂とトイレが別かれているという意味です。
室内洗濯機置き場 室内に洗濯機置き場がある物件です。ただし,大学生の一人暮らしの場合卒業と同時に退室となる方が多いので,もし洗濯機を自分で設置した場合それを処分しなければならなくなり,処分費用が発生するなど無駄が増えてしまいます。室内洗濯機置き場がない代わりに建物自体にコインランドリーが設置されている物件も多数有ります。どちらも一長一短有りますので,どちらが自分に合っているか考えて選ぶのがよいでしょう。
ガス給湯 プロパン若しくは都市ガスを利用してお湯を沸かす仕組みです。
電気給湯 通常はガスでお湯を沸かすところを,割安な夜間電力(通常の1/3程度の金額)を利用してお湯を沸かすので経済的です。特に最近はガソリンと共にガス代も値上がりしておりますので,多少光熱費を抑えることが出来るかもしれません。ただし,夜間にお湯を沸かしておいて溜まっているお湯を利用する形になるため,溜まった分を使い果たすと次の日までお湯が使えないと言ったこともあります。遊びに来た友達がお風呂に入ったりするとお湯が無くなることも考えられますが,通常の利用方法(お風呂に入ったり調理・片付け等)でお湯が無くなることはありませんのでそう心配する必要はないかもしれません。

電気・通信等
エアコン エアコン(冷暖房)が設置されている物件です。大学生の一人暮らしの場合,卒業と同時に退室となる方が多いので,もしエアコン無しの物件に住んでいた場合自分で設置したエアコンを処分しなければならなくなり,処分費用が発生するなど無駄が増えてしまいます。エアコンは設置済の部屋を選ぶのがベストです。
ただし,2DKの物件等の場合エアコン自体は付いているものの,一部屋分しか効かないタイプを設置している場合が結構あります。特にアパートの場合一部屋分しか冷えないタイプのエアコンだと夏は地獄です。ファミリータイプをお探しの方は自分で良い製品を購入して付けた方がいいかもしれません。
オール電化 ガスを利用せず,調理・冷暖房・湯沸し等を全て電気で行う「オール電化」された物件を指します。ガスと違って爆発の恐れ等がなく,光熱費もガス代が掛からず電気・水道代のみを考えれば良くなるので管理がし易く便利です。
コンセント 意外と見落としがちなのがコンセントの数です。必要な電化製品の数は増える一方ですので,コンセントが足りなくなってタコ足配線に…などと言うことも良くありますが,安全性の問題からお奨めしません。一部屋に最低2箇所はコンセントが欲しいところです。
電話回線 電話回線が通っていない物件は今時殆ど無いとは思いますが,インターネットを利用する際にも必要になりますので確認しておきましょう。
光ファイバー インターネット回線の光ファイバーが導入済みの物件です。
かつては光ファイバーも高いものでしたが,現在ではだいぶ価格も下がってADSLと殆ど変わらない価格で利用出来るようになりました。光ファイバー未導入のマンション・アパート等集合住宅で光ファイバーを利用するためには,建物のオーナーさんの許可を貰わなかればなりません。オーナーさんが導入に消極的だと(金銭的な負担が発生するため)許可が下りない可能性が高いので,最初から開通済の物件を選ぶのがベストです。

その他
収納 お部屋選びの条件として良くあげられるのが収納の有無です。備え付けの収納は有ると便利そうでいて,逆に一度しまうと二度と使わない死蔵品置き場と化してしまうなど,一概に良いとは言えません。それでもファミリータイプの場合は押入等収納が少しでも多いお部屋を選びたいところですが,1R・1Kに関して言えば必ずしもそうとは言えません。むしろ収納が有ることによって自分の思い通りのレイアウトが出来なくなってしまう場合も多々有ります。(扉の開閉により生じるスペースや生活動線の問題)それよりも収納の無い部屋で,空間を上手く利用した収納スペースをレイアウトする方がより使い勝手の良いお部屋になります。
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