工法 | 説明 |
---|---|
木造 | 文字通り主要な骨組の部材に木材を用いる構造のことです。アパートや下宿に多く一般的に家賃も安く,通気性に優れています。断熱材の効果で多少改善されましたが,冷暖房効率は他に比べあまり良くありません。 |
ツーバイフォー工法 | 柱に2インチ×4インチ断面の材料を使い,壁面で支える木造工法のことです。従来工法の木造住宅よりも頑丈で耐震性・気密性・断熱性に優れています。 |
軽量鉄骨造 | 厚みが6mm以下の鉄板で構成された軽量鉄骨を柱・梁に使用する構造で,留め具で柱・梁を対角線に繋ぐことにより水平方向の外圧に強い構造になっています。一般住宅やアパート等小規模の建物に多く,木造よりも機密性が高く冷暖房効率が良く,木造の短所を補った防腐性・防蟻性の高い建材として誕生しました。 |
重量鉄骨造 | 厚みが6mmを超える鋼材で構成された重量鉄骨を柱・梁に使用する構造で,接合部をボルトによって剛接合します。3階建て以上など建物が高層・大規模な場合に用いられます。耐震性に優れています。 |
鉄筋コンクリート (RC造) |
建物の自重を支えるような押し潰す力(圧縮力)に強いコンクリートと,引き伸ばす力(引っ張り力)に強い棒状な鋼材の鉄筋で補強して作る構造です。マンション等に多く,冷暖房効率・防音性・耐震性・耐火性共に優れています。家賃は高めです。 |
鉄骨鉄筋コンクリート (SRC造) |
鉄骨(S)造と鉄筋コンクリート(RC)造の長所を併せ持った構造で,7・8階建て以上の高層マンションに多く見られます。RC造よりも耐震性は高いですが建築コストが高いので,比例して家賃も高くなります。 |